防水性があり、経年変化も楽しめる!今注目の生地「パラフィン帆布」特集

防水性があり、経年変化も楽しめる!今注目の生地「パラフィン帆布」特集

最近、トートバッグなどの素材として大手メーカー様でも採用されて注目が集まっているパラフィン帆布の特集です。

パラフィンとは

パラフィンとは、蝋燭やクレヨンの原料などにも使われる素材です。

生地に専用の固形パラフィンを熱で溶かして染み込ませて加工します。

パラフィンを生地に加工をすることで生地に芯のある張り感と使用感(チョークマーク)がでて、防水機能が付帯されます。

パラフィンとは

帆布そのものの丈夫さと防水性を活かし、バッグや帽子はもちろん、トラックシート、古くは軍隊のテントなどに使用されています。

最近は薪バッグなどのアウトドアギアに使用されることも増え、キャンプブームも相まって非常に注目されています。

パラフィン帆布の特徴

そんなパラフィン加工を施したパラフィン帆布にはいくつかの特徴があります。

芯のある張り感

パラフィンは温めると液体となり常温では固体となります。

その性質を活かし生地に芯のある張り感を持たせ、本来であれば薄くて自立が難しいバッグの生地なども自立しやすくなり見栄えが良くなります。

芯のある張り感

芯のある張り感

写真は、奥側が富士金梅#1800【綿厚織79号】、手前側が富士金梅#3300【綿厚織79号】です。

生地は同じ「綿厚織79号」ですが、奥側(富士金梅#1800【綿厚織79号】)はパラフィン加工したもので、生地を垂らしてもピンと張っているのがわかります。

富士金梅#1800【綿厚織79号】(パラフィン加工)

富士金梅#3300【綿厚織79号】(レギュラー仕上)

①が富士金梅#1800【綿厚織79号】、②が富士金梅#3300【綿厚織79号】です。

パラフィン加工の富士金梅#1800【綿厚織79号】の方が、張りがあるだけでなく形態保持性があり自立しやすいことがわかります。

エイジング

張りのある風合いも使い込むことで徐々に柔らかく変化します。

パラフィン帆布製品を使用すると擦れたり折れたりした部分に白っぽい跡(チョークマーク)が付きます。これはパラフィン最大の特徴で、パラフィンらしさでもあります。

またパラフィンそのものも色が徐々に変化するため、時間をかけ使い込むことで経年変化し、なじんでいきます。

エイジング

写真は、富士金梅#1800【綿厚織79号】のチョークマークの例です。

防水性

パラフィンで生地の表面を覆うことにより防水性を獲得しています。

富士金梅#1800【綿厚織79号】(パラフィン加工)

富士金梅#3300【綿厚織79号】(レギュラー仕上)

③が富士金梅#1800【綿厚織79号】、④が富士金梅#3300【綿厚織79号】です。

パラフィン帆布の富士金梅#1800【綿厚織79号】は、防水性があり、水が玉になって転がります。(ロット差はあります。)

弊社のパラフィン加工には、パラフィン加工防水パラフィン加工の2種類があります。

パラフィン加工・・・カバンや雑貨など向けの加工です。

防水パラフィン加工・・・パラフィン加工から更に防水性を高める為、生地の目を詰める素材を混ぜて加工しています。

織物は、経糸と緯糸の接点にわずかな隙間があり、その部分を埋めることで防水度を高めています。

これらはより専門性の高いトラックシートや日よけテントなどに使用されます

また使用を続ける空気中の湿度を吸うことで繊維が膨潤し目が詰まりさらに防水性が増すと言われています。

富士金梅®のパラフィン帆布のご紹介

パラフィン帆布は1990年代より富士金梅®の定番商品として販売しています。今回は現在取り扱いしているものをご紹介いたします。

富士金梅#1050【10号帆布】

富士金梅#1050【10号帆布】

パラフィン10号帆布です。

帆布の中では比較的薄い生地です。用途の幅も広く、比較的縫いやすいことからパラフィン帆布では一番人気で多くの支持を受けています。

主な用途 バッグ、エプロン、ポーチなど
商品詳細ページ 富士金梅#1050【10号帆布】商品ページ
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富士金梅#1800【綿厚織79号】

富士金梅#1800【綿厚織79号】

パラフィン厚織79Aです。

織物の規格上は帆布ではありませんが、帆布に近い生地として取り扱いしています。今回ご紹介する生地の中では一番薄い生地です。

主な用途 帽子、バッグなど
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富士金梅#8800【8号帆布】

富士金梅#8800【8号帆布】

パラフィン8号帆布です。

8号帆布は最も帆布らしい帆布です。程よい厚みと縫いやすさで主にバッグに使用される生地です。

主な用途 バッグ、雑貨など
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上級帆布#9100【上級帆布9号】

上級帆布#9100【上級帆布9号】

パラフィン9号帆布です。

9号帆布は帆布の中では最も高密度で織ることも染めることも非常に難しい生地です。当然縫製も難しく、専門性の高いミシンと熟練の技術が必要となります。

また上級帆布#9100は、通常の9号帆布よりもさらに高密度なので、しっかりと自立する生地です。よって出来上がる製品は非常に付加価値の高いものになります。

主な用途 バッグ
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防水帆布

防水帆布

防水パラフィン加工された生地です。

トラックシートやテントのほかに電工袋に使われています。

厚織79Aと11号帆布から6号帆布まであります。

主な用途 トラックシート、テントなど
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さいごに

合理的で、性能に優れた化学繊維や薬剤は、すでに多数あります。

非合理的で性能の劣るパラフィン帆布が今日まで支持されたのは「経年変化する」というある種欠点ともなりうる性質にあると考えています。

これからも皆様に愛着を持って頂けるような、パラフィン帆布をご提供し続けたいと思います。

今後、何回かにわたり、パラフィン帆布についてご紹介させていただきます。

少しでも皆様にパラフィンの魅力が伝われば幸いです。

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